みなさん調理師は就職したらすぐ調理することができると思っていますか?
それは、残念ながら違います。
先に挫折点を3つ紹介します。
1つ目は、時間への投資での挫折 2つ目は継続での挫折 3つ目は先が見えなくなり挫折
この3つがあると思います。
1つ目の挫折と原因
私自身、初めに経験(修行)させて頂いた場所では包丁を握り始めるのに半年近くかかりました。私自身は、早く職人の仲間入りをしたく、朝一番で調理場に入り夜は一番最後に上がるなどをしていました。これを聞いて え、きつい 悪質な労働環境下 だと思いませんでしたか?
その考えは、世間一般的にはそうかもしれませんし、間違っていないと思います。そして、今の風潮には合っていないというのも自覚しています。
ですが、一段と腕を磨くには、時間への投資が必須なのです。一人前になるには最低1万時間の投資といわれています。私の中ではこの時間の投資というのが第1の挫折点(壁)になってくると思います。
2つ目の挫折と原因
継続での挫折、これを見てそんなことでと思わなかったですか?
ですが、継続をしていくというのは、とてもきつい事でもあり難しい事です。
私は、社会人1年目の頃は叱られてばかりで毎日仕事することが、億劫でした。
その頃は、毎日やめたい逃げたい 楽をしたい なぜこんなことに拘るなど、今考えるととてもしょうもないことばっかり考えていました。
1つ目紹介した私自身は包丁を握るのに半年かかったと書きました。私は、超理科を出ていたになんで包丁も握らせてもらえないの、雑用しかせてもらえないのなど思っていました。
この、調理に携わらせてもらえるか、食材をさららせてもらえるまで耐えれるか、技術を向上させて仕事をもらえるまで耐えることができるかが継続できるかが鍵になってくるともいます。
3つ目の挫折と原因
先が見えずに挫折、なぜ先が見えなくなるのと思いませんでしたか?
職人の中では、よく通っているお話なのですが調理師はプロになるまでに最低10年かかると言われています。なので私もプロと言っていいのかいまいちのポジションということですね(笑)
ですが、10年経ってからじゃないと任せてもらえないという訳ではありません。ただ、指導をしていただける期間に似たようなものですね。
基本プロになってからじゃないと自分自身の料理の提案や立案、コメントなどを基本させていただけないような感じです。自分自身の料理をお客様に提供できるというのは誰しもしたい思っています。
その為、この競争に耐える点とそこまで上り詰めることができるかが第3の鍵になってきます。
私が思うに今、紹介した3点が調理師の中での山場になってくると思います。決して安易な道ではないですが共に頑張っていきましょう。
次の記事では、調理師人生での山場を記事にまとめていきますので読んでいただけたらと思います。
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